【試合後インタビュー】ジェンナーロ・ガットゥーゾ

[MilanNews.it]

(ロマニョーリについて)
『彼を手放し儲けようなんて考えられないよ。それくらいの価値がある選手だ。類稀なる選手であり、ミランにいることは正しいことだ。そのカピターノバンドには影響力があり、まだまだ改善の余地もある。ミランの歴史に重要なページを書き加える選手になる。昨季の後半に彼は頭の中で鍵を見つけたようだ。それがより良いプレーに繋がっている。さらに賢くなった。』

(ドンナルンマへのブーイングが消えた)
『良い結果が続いているからだろう。我々はファンをこちら側に惹きつける必要がある。昨日観戦していたベティス×レンヌでもGKにボールが来たらブーイングが起こっていた。ブーイングが聞こえてもシャットダウンするのが得意にならなければいけないね。この調子を続けよう。』

(ピョンテクについて)
『彼はシステムに上手く順応した。ロッカールームでもかなり馴染んでいる。自分自身をよく分かっている選手だ。試合の2〜3日前には実践的な動きをトレーニングでトライするのが好きみたいだ。相手DFの特徴についてもよく意見を交換しているよ。』

(ハーフタイムでキレたのか？)
『それは言えない。キレた？だからこそ言えないんだよ。相手の勢いに呑まれてはいけない。我々の距離感が崩れると試合を展開するのに苦労する。』

(チャルハノールについて)
『我々はテクニカルな面でより活躍出来ると期待していた。今の調子を続ける必要がある。彼はピッチ外での事がメンタル面に影響し苦しんでいた。しかし彼に与えられた責任から目を背ける事は決してしなかった。』

(コンティについて)
『彼はもともと€2500万の価値がある選手だ。今は回復中だけどね。コンティはミランの遺産である。ディフェンスで大きな改善が見込めるだろう。アバーテのことも忘れないで欲しい。我々はその時にベストな選手を選択しベストなチームで送り出す必要がある。』

(監督として)
『監督の運命はチーム、強く信じている選手と共にある。だからこそ今日は弛んでいたチームに喝を入れた。個人的な例を挙げるとコンティはいつも試合前に行っている準備運動をサボっていた。』

(カスティジェホについて)
『スタメンで起用したのにはそれなりの理由がある。私は常にチームの為に働きたいという帰属意識を見たい。25名の選手がいるので誰かが悔しい思いをするのを当たり前のことだ。』

(試合について)
『前半、私はとても腹を立てていた。相手アタッカーに対してCB2人でしか守っていないシーンがあったからね。後半ははるかに良くなったね。ゴールが決められてラッキーだった。ファリアス、カプートがたくさん走っていたし、エンポリという組織化されたチームが相手だったので常に不安があったよ。』

[MilanTV]

(試合について)
『前半はグズグズでドリブルにもキレがなかった。後半で立て直すことが出来た。パケタは熱で2日間トレーニングしていたなかったので少し心配だったね。バカヨコも歯を食いしばってプレーした。彼も少し熱があったようだ。もっと上手くプレー出来たがとりあえずはオッケーだ。』

(ピョンテクについて)
『単なるゴールゲッターではない。周りを活かすのも上手いね。チームの為によく走り、自分を犠牲にできる選手だ。彼のような選手がいて幸せだ。彼はすぐさまボールをインサイドに置きシュートする事が出来る。』

(カラブリア、コンティについて)
『アバーテも我々の力になっているよ。コンティはミランの遺産だ。今日もオフェンスは上手くプレーしアシストも記録した。ディフェンスでまだ大きく改善できるだろう。』

(ベンチについて)
『長くプレーしていない選手もいるが、誰もが素晴らしい帰属意識を持っている。我々はこうでなくてはいけない。』

(オフェンスについて)
『いくらかミスがあったね。カスティジェホはもっとコンティにスペースを空けるべきだ。後半になって両サイド上手く機能するようになった。我々はもっと縦に早くプレー出来るだろう。もっとオフザボールの動きが必要だ。』