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ミランのあれこれ。インタビューとかも。

【試合後インタビュー】ジェンナーロ・ガットゥーゾ

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[MilanNews.it]

(ヴェッシーノの一撃)
インテルは中盤3名で待ち構えていた。そして我々をサイドに追いやり、インテルはその一瞬を狙っていた。ハイプレスに上手く対処出来なかったね。私のミスだ。このようにインテルが攻めてくるなんて思わなかったよ。我々は後ろから組み立てるようにプレーしたがそれが良くなかった。もう少しハイプレスに準備出来ていると思ったがそうは行かなかった。最初の数分でゴールを決めれて再起動するのに時間がかかり、後手後手に回ってしまった。』

(インテルについて)
『昨日、彼らは4-3-3でプレーする噂を聞いていた。この1週間でインテルの基本フォーメーションである4-2-3-1も練習していたよ。』

(前半を振り返って)
『今日はいつもと違うアプローチで臨んだがそれが歯車を狂わす原因となった。ゴールは2点決めることが出来たが、何より前半で苦しんでしまった。』

(CL出場圏について)
『ここ数年間、現時点でミランが今の勝ち点に到達することはなかった。最後まで諦めてはいけない。我々が信じるサッカーをしなければいけない。それが勝利へと導く。そしてそれが今のミランだ。常に謙虚な姿勢でいることが大切だ。外野からのコメントにも気を取られずにね。』

(ケシエについて)
『選手は時としてミスを犯すものだ。たとえ腹が立っていても交代選手にリスペクトを払わないのは受け入ることは出来ない。幸いにも私はそれを見ていなかった。もしそれを見ていたら私も怒り愚か者になっていただろう。』

(メンタルについて)
『メディアは1週間ミランが有利だと言っていた。謙虚やハングリー精神を失ってはいけない。今日の試合はメンタルで負けてしまっていた。前半でやろうとした試合が出来なかった。』

(チームについて)
『プライドのない別のチームになっていた。ポリターノのPKに困惑したね。彼を中に切り込ませずサイドに追いやるべきだと分かっていた。主審はVARを使用しないからね。数日以内にまた話すだろうが最大の失望はケシエとビリアの間で起こったことだ。私はチーム一丸を強く信じている。今日起こったことは選手の前に人として非常に失望した。』

(ディフェンスラインについて)
『ディフェンスラインの問題ではない。フェーズの問題だ。ここ数試合でゴール前の18m〜22mは選手間の距離が短くなり過ぎている。キエーヴォ戦で失点したのもそれが原因だ。今日の試合ではそこの改善を求めていた。』

(有利だという慢心について)
『愚か者やアマチュアだけがそのような考えに至る。インテルはテクニックとフィジカルを併せ持つチームだ。愚か者だけが試合中に歩いていただろう。前半にインテルミランを仕留めた。そして我々はらしくないプレーをしていた。』

(何が悪かったのか、技術的なエラーが多かったのか)
『技術的なエラーはなかったが、選手達の態度が相応しくなかった。ハイプレスを行わないチームを数ヶ月に渡り締め上げてきた。しかし我々はハイプレスを行うたびに問題があった。数的不利に陥ってしまっていた。数分でのゴールは防ぐ事が出来ただろう。インテルは2に対しこちらは7だった。』