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ミランのあれこれ。インタビューとかも。

【入団会見】ズラタン・イブラヒモビッチ

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[MilanNews.it]

(ミランにどう貢献するか?)
『ゴール以外ならアシスト、他の方法でサポートする。フットボールは1人の力では出来ないからね。自分のゴール数、アシスト数を上書きしたい。』

(相棒と言えるべき選手はいるか?)
『選手についてまだよく分からないから、よく知ることから始める。俺はいつもピッチ内外でチームメイトを助けようとしている。ノチェリーノのような選手がいるのかどうか分からない。チャンピオンとプレーするのは難しいことではないが、状況を理解してプレーする事が大事だろう。誰がこの能力を有しているのかまだ分からない。』

(目標は?)
『リーグ開幕からの目標であればタイトルを獲得することだろう。今は状況を改善し、チームのレベルを向上させる為にあらゆることをやるつもりだ。俺はミランを助けたい。』

(ミラノデルビーの準備は?)
『デルビーはいつでも素晴らしい試合になる。キャリアの中でも多くのデルビーをプレーしたが、ミラノデルビーが最も美しい。次のデルビーについては分からない。今日と明日の事だけを考えている。』

(ミランに来て幸せか?)
『とても。38歳の選手がミランと契約した前例はないだろう。ミランのようなクラブと契約するのはまだ何か重大な働きが出来るという事だ。さもなくばフロントから電話もかかって来ないだろう。俺はまだピッチで多くを与えることが可能だ。』

(1年前の復帰が叶わなかった理由)
『レオナルドと話したが、まだ戻る準備が出来ていないと感じていたからだ。それにロサンゼルスで満足していた。大怪我の後、生活に潤いを与える為にアメリカに行った。今、もっと潤いを欲している為にイタリアに帰ってきた。PSGにいた頃には連絡はなかった。』

(ピオーリと話したか?)
『昨日、数分間話したよ。いくらか説明してくれて上手くやらなければいけないと簡単な会話だったよ。また話すだろう。』

(まだ違いを生むことが可能か?)
『それが課題になる。この挑戦は自身に与えたものだ。野望、メンタリティが必要だ。これまでと同じように続けるつもりだ。俺はミランを助ける為に何が必要か理解している。』

(半年後にも残留しているか?)
『それは分からない。全員と良い関係性を築いていたら可能かもしれない。俺は常にベストを尽くす。半年後にもポジティブな要素を与えることができるのなら残留するだろう。イブラヒモビッチという名前だけで居座りたくはない。』

(再びクリスティアーノ・ロナウドを相対することになるが)
『彼がセリエAにいるのは良いことだ。それからどうなるか様子を見よう...。』

(今すぐプレー出来るか?)
『俺は大丈夫だ。トレーニングを重ねたからな。ボールには触れていないが問題ではない。準備は出来ている。』

(ミランはもっと出来るか?)
『今より多くのことが出来るだろう。ミランは常にプレッシャーに晒されている。誰もが素晴らしい結果を期待している。ミランでプレー出来るのは運が良かったからではない。素晴らしい結果を出す為にいるんだ。』

(この復帰をどう定義するか?)
『大怪我から復帰した後、プレーに戻ることが出来て嬉しいと言った。プレー出来る限りその気持ちは変わらない。俺はまだ高いレベルでプレー出来る野心、スピリット、メンタリティを持っている。当たり前だが28歳のようなプレーは出来ないが、その代わりに何が出来るかを知っている。走るのが無理なら40mからシュートを放てば良いんだからな。』

(どのように溶け込むか?)
『俺が優しいか?厳しいか?ずっと厳しいだろう。俺には2人の子どもがいるので若い人間をどう成長させるか分かっている。俺はいつも真剣だ。ハードワーク、苦しむことを覚えるべきだ。それを知らない人間は能力を最大限に引き出せない。俺のチームメイトには彼らの持っているもの以上を期待している。重要なのはベストを尽くすこと。それから何が起こるか見るべきだ。』

(ミランの内情についてどう思うか?)
『答えるのが難しい。この間まで中の人間ではなかったからね。近年、多くの事が変わっているがミランは常にミランだ。』

(長年に渡り何を学んだか?)
『それは毎年違う。フィジカルは年を重ねるごとに衰退するが、メンタル面はそれに当てはまらない。さらに経験があれば出来る事が増える。スマートな選手なら何が出来て、出来ないかが瞬時に分かる。』

(ミランについて)
ミランは常にミランであり、歴史は不変だ。ベルルスコーニが去ってから色々あった。俺はフットボーラーだからピッチだけを考えるべきだと思う。常にポジティブだ。ミランのプロジェクトを信じなければ戻って来なかっただろう。』

(多くの選手は失敗してイブラはなぜ成功するのか?)
『仕事に対して情熱を失ったことはないからだ。』

(ヨーロッパに到達は可能か?)
『まず1試合、1試合を考えるべきだ。このチームは多くの事だ出来るしクオリティが備わっている。リーグ戦はまだ長く、ハードワークをして目標到達まで信じなければならないだろう。ピッチで改善すべき点があるので俺はここにいるんだ。』

(どのように復帰に至ったのか?)
『ギャラクシー退団後、マルディーニと電話で少し話した。多くのオファーがあり、アドレナリンを欲していた。ボバンともかなり話した。アタランタ戦の後、電話が活発になったね。ミラン復帰について難しい決断ではなかった。当時、ミランを離れたくはなかったんだ。俺は同意していなかった。しかし重要なのはここに帰ってきた事。チームを改善する為にあらゆることをやるつもりだ。ミランは俺の家だ。本当に帰って来たかった。ミランが大好きだ。』

(ティフォージの歓迎について)
『彼らの熱意を感じた。俺は彼らと素晴らしい関係を築いている。ティフォージの声援は必要だ。それがあれば物事が容易になる。俺は準備が出来ており、今日にでもプレーしたいと思っている。』